公証?アポスティーユ?~証明書翻訳~

6月は少なめでしたが、毎月コンスタントに、
(特に兵庫県内のお客様から)証明書翻訳のご依頼を頂戴します。
普段はほとんど企業様相手のお仕事なのですが、
たまに一般のお客様がご来社くださって、世間話をするのもまたとても楽しい時間です:)

先月の投稿で簡単に翻訳証明書のことを書きました。
こちら
つい先週のご依頼でも翻訳証明書を付けさせていただきました。
ヨーロッパなどの一部の国では「未成年」が入国するさいの入国審査で、一緒に入国する親との親子関係の証明を求められる可能性があるそうです。
(未成年誘拐の事件があってからとてもシビアな国もあるんだとか。)
そこで、戸籍謄本を翻訳して、翻訳証明書を添付させていただきました。
本当にいろいろなケースでのご依頼があります・・・!

 

さて、
翻訳証明書をつけるだけでは足りない!というケースがあります。
提出先から、
公証を付けるように、アポスティーユが必要、公的な文書にして、、、みたいな要求があることがあります。
国が発行した証明書も、それを翻訳してしまうと、一般人がつくりあげた「私文書」となってしまいます。
翻訳証明書は個人や会社が発行したものであって、とくに公的な書類ではないのです。

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そこで!
登場してくるのが、「公証」や「アポスティーユ」でございますっ!



1.公証役場での認証。
弊社へのご依頼でも、公証役場での認証を付けてほしいということも多いです。
この「認証」、
翻訳文が正確ですよということを認めるわけでも、原本である証明書(戸籍謄本など)が本物ですよ~と証明するわけでもありません。
ここで証明してもらえるのは、
「公証人の面前で、翻訳証明書に翻訳者がサインをした」という事実です。
原本の内容に対して真正な翻訳をしましたという旨を、翻訳者が公証人の前で「公に」宣誓したことになるわけですね。

各地域にある公証役場に翻訳者自らが出張し、公証人の先生の面前で翻訳証明書に署名し、
「外国文認証」といって、和文・英文両方で公証役場から認証文を発行してもらいます。
神戸だと、元町大丸のちかくに公証センターがあります!
外国文認証ならば11,500円の公証人手数料がかかります。


2.法務局での公証人押印証明。
さて、さらに、さきほど認証を行った公証人について、法務局からのお墨付き?をもらう手続きがあります。
認証をした公証人が所属する地方法務局長が
「これは地方法務局に所属する現職の公証人によるきちんとした印ですよ」という書類をつけてくれます。
なんだかややこしくなってきますよね。
神戸地方法務局は公証役場から歩ける距離なので、公証役場に行ったその足で法務局まで出張いたします!



3.アポスティーユ、公印証明。
で、さらに加えて、今度は外務省が、書類を外国に提出するものとして公文書であることを証明してくれます。
そうこれが、「アポスティーユ」(例外もあるのでそれは以下★で説明。)
アポスティーユと辞書でひくと「付箋、注釈」とかそういう意味ですが・・・
公的機関が発行した戸籍謄本などの書類や、上で説明したような公証役場で作成した公証人認証書に、
これまた後付けで「ちゃんとした公的な書類ですよ」という証明書をつけてくれます。
戸籍謄本の日本語原本そのものを外国に提出する場合はそのままアポスティーユをつけてもらえるのですが、
翻訳した文書はは私文書なので、まずは翻訳者が公証役場で公証人認証をもらって法務局でサインをもらって公文書にしてから、アポスティーユという流れになるわけです。
アポスティーユ、関西だったら大阪の外務省分室にもっていけばOKです。
この証明、当日には対応してもらえないので、翌日以降にもう一度大阪に取りに行くか、時間に猶予があるなら郵送でおくってもらう手続きをしなければいけません。

・・・そして、もっとややこしいのが、先ほどの(例外★)です。
実は、外務省でのアポスティーユが有効なのは、<ハーグ条約>の締結国だけ。
翻訳書類の提出先がハーグ条約締結国ではない場合、、、更に工程が一つ増えます。
外務省で、アポスティーユではなく、「公印証明」をもらってから、今度は日本にある提出先の領事館にいかなければいけません。
ここまでとなると、日数も出張費用もかさむので、ご注意を。早めにご相談いただくことをお勧め致します。

(あ、ちなみに、ハーグ協定は意匠についての協定ですが、こちらはハーグ条約。外国公文書の認証を不要とする条約という名前です。こんな条約の存在、なかなか知りませんよね。)


詳しくは、外務省のホームページに記載があります!

外国にたった一枚の書類を提出したいだけなのに…!
いろいろとご依頼時に慌ててご相談いただくことも増えています。
上記の手続き(翻訳証明書~公証~法務局~外務省)も、弊社にて承っておりますので、お気軽にお問合わせ下さい。


弊社サービスで、みなさまのお役に立てれば幸いです!

ではでは。

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